【ひよこプロジェクト】命をいただきました

昨年2021年3月に開始したひよこプロジェクト。育てた鶏が野生動物に襲われるなどのトラブルもありましたが、2022年3月18日に、終に命をいただきました。

当日は肌寒くあいにくの曇り空。千葉県のふいごファームへ到着した プロジェクト参加者のOさんご一家が、今回の主役です。

早速、いただく鶏を捕まえてもらいます。鶏が素早くて捕獲も難しいのですが、Oさん(父)がさっと捕獲成功。

捕獲成功

足を縛って逃げないようにしてから、羽交い締めにします。

足を紐で縛ります

逆さに木につる下げて、喉元を刃物で切ります。命をいただく瞬間です。かわいそうという気持ちもわき上がりますが、ここは鶏の目を見ないで 「一気に進めるほうが 鶏にもよい」と、Oさん(父)が実行します。

半年前に私が鶏を捌いた時、私の息子(中1)は、はるか遠くから見ていたのですが、Oさんのお子様はこんなに間近で見つめていました。何を思って見ていたのかな。。

命をいただく瞬間を間近で見守ります

しばらくバタバタと最後の力を振り絞って暴れる鶏を手で押さえるのですが、次第に力が無くなっていく様子を手で、Oさんご一家、身体で感じます。

羽毛をむしるお手伝い

その後、捌く方法をお伝えしながら、Oさん(父)が中心となり鶏を解体。肉はまだ温かいです。これが「ささみ」これが「胸肉」ここが「ぼんじり」など、部位についても詳しくなりました。

ふいごファームの鶏は運動をしているので、ブロイラーの鶏と比べて本当に脂肪が少ないです。むね肉もあまりとれませんが、うまみはたっぷりあります。

捌くのに夢中で捌く様子を写真撮影できませんでしたが、こちら↑が捌いた鶏肉

そして カレーと炒め物、内臓の一部は焼き鳥にしていただきました。

鶏を捌いた後は、どっと疲れます。興奮状態からの反動なのかもしれません。

ひよこプロジェクトを通して、スーパーで並べられている鶏肉がどのようにできているのかを、5感を通して体験していただけたと思います。命をいただくってどんなことなのか。そして命の恵みを大切にする気持ちが 頭のどこかに残ってくださっていれば、幸いです。 

最後になりましたが、参加者のOさんが感想をお寄せくださいましたので紹介します。ご参加、本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした!

【参加者Oさんからのご感想】

人生で初めて、鶏をシメました。⁡

⁡ずっと、自分で手を下さずに食べていることに違和感があったのと、子供達の食育にもなるかなと思い、「ひよこプロジェクト」に参加し、ついに卒業しました。とはいえ、捕まえたのはうちで孵化した子ではありませんが。

その瞬間になったら絶対にやれないだろうなと思ってたし、子供達もやめて!って叫ぶだろうと思ったけど、いざとなったら野生の本能が働いたのか、シメることも捌くことも思ったより上手にできました。

⁡生きるために必要なことは、遠いご先祖からDNAで伝わってきてるのかもしれません。子供達も自然の摂理を受け入れているようでした。⁡自分自身、生き物としてのステップを一段上がった感じがします。

カレーと焼鳥にしていただきました。子供たちもごはんを残さず命をありがたく頂く気持ちが根付いてくれたらいいな。

⁡企画してくれたコクリエ親子ラボさんありがとうございました。

★今年(2022年)も、ひよこプロジェクトを行います。募集開始は4月予定。Facebookや当ブログにて発表いたします。ご参加ご希望の方へは案内を送りますので、メールをくださいね(info@cc-oyakolab.net)

シルバニアファミリーや おままごとセットをいただきました

コクリエに新しいおもちゃが加わりました♪

まずはウサギがかわいい シルバニアファミリー。

ピンクの屋根のおうちのなかに、小さなベッドやキッチンセット、お皿まであって、かなり遊べます。服の着せ替えもできるのですね。

ボーネルンドの木製キッチンセット。

木製包丁で、野菜を切ったり、お料理はいかが?

ほか、「こえだちゃん木のおうち」「動物のフィギュア」「りかちゃん(髪は短い)」もご寄付くださいました。

ご寄付くださったのは、「子どもが成長し、もう使わなくなったから」という、女の子2人をもつ友人です。よく遊んだおもちゃだそうですが、大切に使っていたようでとても状態がよいものでした(男子2人をもつ母としてみますと、奇跡的な状態の良さでした)。

おままごとができるようなおもちゃが少なかったので、大感謝!!本当にありがとうございました。