【もやもやお茶会】 3/23(日)最近気になっているこんなこと

心の中でもやもやしていることを話してすっきりする茶話会を開催しています。

今回のテーマは 最近気になっているこんなこと

そんなことを、ケーキとお茶を楽しみながら、おしゃべりする会です。

話を聞いているだけでもOKです。リラックスしながらの会ですので、気負わずにお越しください。

子どもが過ごせる別部屋もございますので、ご一緒にどうぞ。

こんな人におすすめ

・ちょっと気になっていることがあるんだけど、そのことについて他の人はどう思うのか知りたい

・この気持ちをどこにはきだしていいかわからないけど聞いてもらいたいことがある

・心にひっかかっていることがある

・家族でも友人でもない人たちと話してみたい などなど

男性、女性、どなたでも ご参加お待ちしています。

詳細

開催日時2025年3月23日(日)10:00-12:00
場所コクリエ親子ラボ 神奈川県鎌倉市津西1-25-18
内容最近気になっているこんなこと
進行粂川 美千代 (コクリエ親子ラボ事務局長・産業カウンセラー)
参加申込方法インスタグラムのDM、LINE、またはメール info@cc-oyakolab.net にてお申込みください

締切 3/21(金)12:00
お問合せ先: info@cc-oyakolab.net
参加費・1200円 洋菓子・紅茶付き 
当日現金でお支払いください
(ケーキ代高騰により、価格を改訂しました)
 子どもは 500円 
その他・お子さまとご一緒での参加も歓迎いたします。子どもは隣の部屋もしくはお茶会の席で一緒に過ごしていただけます(出入り自由)。
お茶会の席にいる場合は、他の参加者さんのお話を聞いていただくことになりますので、ご了承ください。

●次回開催予定
4月中旬

●イベント開催の連絡や今後の予定についてSNSで発信しています。よろしければフォローお願いします! 


もやもやお茶会ってなに?

心の中でもやもやしていることを話してすっきりする茶話会です。

話すことで「もやもや」の正体を発見したり、人がもやもやしていることを聞いて新しい考え方に出会ったりすることで、みなさんのもやもや解消のヒントになれば嬉しいです。

むずかしいことは考えず、まずはもやっとしていることをおしゃべりしてすっきりしに来てくださいね。

ご参加にあたって

「1対1でもっとじっくり話を聴いてもらいたい」という方には、別途時間を設けてじっくり話を伺います(有料・別途ご相談ください)

どうしてもやもやお茶会を始めるの?

コクリエ親子ラボが始まったきっかけは、当時小4の自分の子どもが学校へ行きたくないと言い出したことでした。

その時、フルタイムで働いていた私の頭をよぎったのが「仕事、どうしよう」でした。子どもも苦しんでいましたが、ケアする立場の私も困っていました。

幸い子どもを連れて仕事をする環境に恵まれたので仕事を続けることができたのですが、それでも学校や制度、学校以外の選択肢の少なさ、経済的な負担についてなど、多くの「もやもや」抱えて生活していました。

こうした「もやもや」を、似た立場にいる「誰か」に話すことですっきりするようなお茶会があればいいな、そこで他の人の意見を聞いてみたいなと思っていたことが このもやもやお茶会の開催につながりました。


【大人のための絵本の会】テーマ 「花」 3月20日(木)10時~12時

あっという間に春になりますね。

3月は開花の季節。 テーマは「花」です。 

花の絵が素敵な絵本、内容が花っぽい絵本、科学絵本もあるかも? 

絵本に興味がある方でしたら、詳しくなくてもどなたでも楽しめます。

小さな子どもを連れての参加や途中入退場もできますので、気軽にご参加くださいね。

★どんな切り口でもよいので、花にまつわるお好きな絵本をお持ちくださいますと嬉しいです。(なくてもOKです)。

開催日時2025年3月20日(木・祝日)10:00-12:00
場所コクリエ親子ラボ 神奈川県鎌倉市津西1-25-18
内容・絵本の会紹介&簡単な自己紹介
・テーマに沿った絵本のご紹介
・絵本を囲んでおしゃべり
講師絵本専門士 HARUさん
参加方法申し込み方法・お問合せ:
メール info@cc-oyakolab.net または※LINE、InstagramのDMからお申しこみください。
申込締め切り:3月19日(火)12:00
参加費・初回体験参加 500円
・会員の方 500円
・非会員の方 1000円
※お茶、お茶菓子つき
絵本の会についてコクリエ絵本の会とは?

※LINEお友だち追加はこちら

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【絵本専門士HARUの絵本時間】戦争が、他人ごとが自分ごとになるとき 『せんそうごっこ』文/谷川俊太郎 2015年

今回は2025年2月16日(日)の絵本の会のテーマ 「故・谷川俊太郎さんのダークサイドに触れる絵本」を受けて、選書していただきました。もっと谷川俊太郎さんの絵本に触れてみたいという方も初めての方も、ご参加お待ちしております。


『せんそうごっこ』文/谷川俊太郎、絵/三輪滋、いそっぷ社、2015年

【あらすじ】

男の子が戦争ごっこに興じています。アメリカのタンク、ソビエトのタンク。それに、ミサイル。どっちも一つ十億円。戦争ごっこの遊びから、その空想は現実の境界を超えて広がっていき−だんだんと自分の世界へ戦争が現実味を帯びたとき。男の子は、何を見たのでしょうか。ポップな絵柄ながら、鋭く私たちに問いかけるような1冊です。

無邪気な無関心の恐ろしさ

いそっぷ社から2015年に刊行された本作は、1982年刊行された本の復刻改訂版です。35年の時を経て復刊された本作に、谷川俊太郎は以下のようにあとがきを記しています。

“兵士として現実の戦場に生きたことのない自分にとって、戦争という〈悪〉をどうとらえることが出来るのか。戦争反対の声をあげる以前に、自分自身の内面に戦争につながる意識下の衝動があるのではないか。そう考えながらこの絵本のテキストを書きました”(谷川俊太郎のあとがきより)

ごっこ遊びから侵食してきた戦争の現実に飲み込まれたとき、男の子は宇宙にただひとり取り残されたようになってはじめて恐怖を覚えます。

ここからも、谷川俊太郎の詩を読み解くキーワードは、“孤独を感じること”にあると思います。

彼の詩に触れていると、仲間、コミュニティ、自分の所属する分類を取り払って、丸裸にされて放り出されるような心許なさを感じます。全てを取り払って何も守るもののない個である自分に直面したとき初めて、私たちはやっと責任と当事者意識が芽生えるのかもしれません。

男の子は、誰かが指一本で町を消しとばすことができるのを知っています。そして、戦争は負けた方も勝った方も多くの死を招くこともちゃんと知っています。でも、そこには罪悪感なく人の死が扱われているのです。

この「せんそうごっこ」の根底には、戦争を自分とは関係のない出来事のように捉えているわたしたちの姿が、男の子に投影されているように感じます。

「でも、ぼくはしなない」

男の子の言葉に、その意識が集約されているのでしょう。でも、その無邪気で無関心なその一言に、私たちもドキリとさせられます。

お父さんがいなくなり、お母さんがいなくなって自分ひとりが取り残されてはじめて本当の意味で戦争を知るのです。

わたしたちも、同じです。当事者になって、目の当たりにしてはじめてその苦しみを本当に知るのでしょう。

世界で起きている紛争や災害、悲しい事故、心を痛め祈りを捧げるだけで立ち止まらず、その渦中へ自分の意識を引っ張り上げてくれるような、鋭い読後感の絵本です。

絵本専門士 藤井遥