絵本の会 おいしい絵本② こぐまちゃんの三色団子づくり 6/15(土)10:00~12:00

大好評の『絵本&お料理』のコラボ企画 おいしい絵本その2 の開催決定♪

今回のテーマは和菓子。そして作るのは『こぐまちゃんいたいいたい』わかやまけん 作 もりひさし 作 わだよしおみ 作 から三色団子。

混ぜて丸めて、という簡単調理なので、小さなお子様もどうぞご参加くださいね。

開催日時2024年6月15日(土)10:00-12:00
場所コクリエ親子ラボ 神奈川県鎌倉市津西1-25-18
内容・おいしい絵本② こぐまちゃんの三色団子づくり
  和菓子にまつわる絵本を味わってから、みんなで団子を作ります。
  団子は、大人1人2串、子ども1人1串。
  (材料)白玉粉、豆腐、砂糖、抹茶パウダー(もしくはよもぎ)、いちご(パウダーまたは冷凍)
講師絵本専門士 HARUさん
※HARUさんの絵本紹介を、コクリエのメルマガ(月2回)で読むことができます。登録はトップページ メルマガの購読 から。
参加方法申し込み方法・お問合せ:
メール info@cc-oyakolab.net または※LINEからお申しこみください。
申込締め切り:6月11日(火)12:00
参加費・会員    800円+材料費 
・非会員   1300円+材料費 
*参加費が通常と異なりますのでご注意ください。
*材料費は子どもと大人の人数で頭割りします。参加人数にもよりますが、1人数百円になる予定です。
持ち物・エプロン
・ハンカチ等手拭き
・タッパー(残った場合のお持ち帰り用) など、調理に必要なもの
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中止します【5月絵本の会】ブックトーク! 5/18(土)13:00~15:00 オンライン参加OK

新緑の爽やかな季節、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

4月の絵本の会は、台湾、韓国、インドの絵本をご紹介し、文化の違いを味わいました。大変好評だったので、またテーマとして組ませていただこうと思っております。

さて、5月の絵本の会は、『ブックトーク!』。みなさんが自由に選んだ絵本をご紹介していただきます。どうぞ語ってください。

語っていただくイメージはこのような感じです↓

・選んだ絵本の書籍情報(作者名、出版社名、出版年月日など)
・あらずじ
・見てもらいたいページの紹介
・この絵本のおすすめポイント
・ほかなんでも!

制限時間は、最長で10分間。これより少なくてもOK。話すのが苦手な方は、絵本を読んでいただくのみでも構いません。

上手・下手はありませんので、友人と話すような感覚でお気軽にご参加ください。

そして、今回は絵本の会初となるハイブリッド開催(オンラインと対面と同時開催)です。Zoomを利用いたします。対面では来られないけれど参加してみたいという方はどうぞご利用ください。

開催日時2024年5月18日(土)13:00-15:00
★いつもと異なり、午後の開催ですのでご注意ください
場所コクリエ親子ラボ 神奈川県鎌倉市津西1-25-18
内容・ブックトーク!
好きな絵本を1冊お選びいただき、自由に語ってください。
講師絵本専門士 HARUさん
※HARUさんの絵本紹介を、コクリエのメルマガ(月2回)で読むことができます。登録はトップページ メルマガの購読 から。
参加方法申し込み方法・お問合せ:
メール info@cc-oyakolab.net または※LINEからお申しこみください。
申込締め切り:5月17日(金)12:00

★オンライン参加希望の場合は、メールにお書き添えください。
参加費・初回体験参加 500円
・会員の方 500円
・非会員の方 1000円
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HARUさんの絵本の時間 #4「どこいったん」ーかもしれない・・余韻を残す絵本の怖さと楽しさ


 

『どこいったん』  作/ジョン・クラッセン、訳/長谷川義史、クレヨンハウス、2011年

あらすじ

「ぼくの ぼうし どこいったん?」

くまが、お気に入りの赤いぼうしを探して聞いてまわっています。

「しらんなぁ」「みてへんで」「ぼうしって なんや?」

誰も知らないという、ぼうし。

思い返してみると・・・誰かの姿が思い浮かび、くまはその動物のもとにかけ戻りますが−。さて、無事、くまの手元にお気に入りの赤いぼうしは戻るのでしょうか。

「どこいったん!」大阪弁のゆるい言葉とのギャップから生まれる、怖さ

私が味わい深いと思う絵本とは、世界が広がったり想像の余地のある、「余韻のある絵本」であるという持論があります。

さて、この『どこいったん』という絵本には、どきっとするような余韻が漂っています。絵本の中で、くまが自分のぼうしを盗ったのではと疑った相手は、うさぎでした。

「し、しらんよ。なんで ぼくに きくん?」

「ぼうしなんか とってへんで。」

あまりにも怪しいうさぎの様子。

そのセリフは、絵本でも赤字で記されており、さらに怪しさ濃厚です。

のちにその様子を思い返したくまは、あまりにも疑わしいうさぎのところにとって返すのですが、2匹が見つめ合ったその後、残されたのは草木の乱れたうさぎの居た場所に赤いぼうしを被って満足げに座るくまだけでした。

まさに、「どこいったん!」と叫びたくなる場面です。

いろいろな「かもしれない」

うさぎは、くまに食べられてしまったの〝かもしれない〟し、ただただ格闘の末にぼうしを取り返しうさぎは去ったの〝かもしれない〟、もしくはその乱れた草木とともにくまのおしりの下にうさぎは潰されているの〝かもしれない〟。もともと、疑わしく見えただけで、うさぎはくまのぼうしを盗ってなんかいなかったの〝かもしれない〟・・・。

きっと人によって、うさぎの行方について、ことの顛末について考えはきっとさまざま浮かび、想像はふくらみますよね。

そして、次はうさぎの行方を疑われる側になったくま。因果応報というか、業が巡るような怖さがじんわり広がる中でラストを迎えます。大阪弁のゆるいやり取りなのに、なんとも緊張感をともなうというギャップが魅力の絵本です。ぜひ、音の絵本時間に、この怖さの余韻をかみしめてみてくださいね。

(2023/3/20発行 メルマガ原稿より)

●コクリエでは HARUさんをお招きして 毎月 大人のための絵本の会を開催しています。もっと話を聞いてみたい、絵本専門士さんや絵本好きな人たちと話をしたいという方はぜひ体験でいらしてみてくださいね。