今年は、
・期間を短く
・お値段を下げて
・ひよこを家で育てることもでき、
・グループでの参加の場合、孵卵器を貸出す
こともできるようになりました!

申込期限は 2022年5月6日。
詳細は、こちらのイベントページをご覧ください。
今年は、
・期間を短く
・お値段を下げて
・ひよこを家で育てることもでき、
・グループでの参加の場合、孵卵器を貸出す
こともできるようになりました!
申込期限は 2022年5月6日。
詳細は、こちらのイベントページをご覧ください。
昨年2021年3月に開始したひよこプロジェクト。育てた鶏が野生動物に襲われるなどのトラブルもありましたが、2022年3月18日に、終に命をいただきました。
当日は肌寒くあいにくの曇り空。千葉県のふいごファームへ到着した プロジェクト参加者のOさんご一家が、今回の主役です。
早速、いただく鶏を捕まえてもらいます。鶏が素早くて捕獲も難しいのですが、Oさん(父)がさっと捕獲成功。
足を縛って逃げないようにしてから、羽交い締めにします。
逆さに木につる下げて、喉元を刃物で切ります。命をいただく瞬間です。かわいそうという気持ちもわき上がりますが、ここは鶏の目を見ないで 「一気に進めるほうが 鶏にもよい」と、Oさん(父)が実行します。
半年前に私が鶏を捌いた時、私の息子(中1)は、はるか遠くから見ていたのですが、Oさんのお子様はこんなに間近で見つめていました。何を思って見ていたのかな。。
しばらくバタバタと最後の力を振り絞って暴れる鶏を手で押さえるのですが、次第に力が無くなっていく様子を手で、Oさんご一家、身体で感じます。
その後、捌く方法をお伝えしながら、Oさん(父)が中心となり鶏を解体。肉はまだ温かいです。これが「ささみ」これが「胸肉」ここが「ぼんじり」など、部位についても詳しくなりました。
ふいごファームの鶏は運動をしているので、ブロイラーの鶏と比べて本当に脂肪が少ないです。むね肉もあまりとれませんが、うまみはたっぷりあります。
そして カレーと炒め物、内臓の一部は焼き鳥にしていただきました。
鶏を捌いた後は、どっと疲れます。興奮状態からの反動なのかもしれません。
ひよこプロジェクトを通して、スーパーで並べられている鶏肉がどのようにできているのかを、5感を通して体験していただけたと思います。命をいただくってどんなことなのか。そして命の恵みを大切にする気持ちが 頭のどこかに残ってくださっていれば、幸いです。
最後になりましたが、参加者のOさんが感想をお寄せくださいましたので紹介します。ご参加、本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした!
【参加者Oさんからのご感想】
人生で初めて、鶏をシメました。
ずっと、自分で手を下さずに食べていることに違和感があったのと、子供達の食育にもなるかなと思い、「ひよこプロジェクト」に参加し、ついに卒業しました。とはいえ、捕まえたのはうちで孵化した子ではありませんが。
その瞬間になったら絶対にやれないだろうなと思ってたし、子供達もやめて!って叫ぶだろうと思ったけど、いざとなったら野生の本能が働いたのか、シメることも捌くことも思ったより上手にできました。
生きるために必要なことは、遠いご先祖からDNAで伝わってきてるのかもしれません。子供達も自然の摂理を受け入れているようでした。自分自身、生き物としてのステップを一段上がった感じがします。
カレーと焼鳥にしていただきました。子供たちもごはんを残さず命をありがたく頂く気持ちが根付いてくれたらいいな。
企画してくれたコクリエ親子ラボさんありがとうございました。
★今年(2022年)も、ひよこプロジェクトを行います。募集開始は4月予定。Facebookや当ブログにて発表いたします。ご参加ご希望の方へは案内を送りますので、メールをくださいね(info@cc-oyakolab.net)
千葉のふいごファームの稲刈りシーズンは8月末から。
私もしばらくお手伝いに行っていました。
母屋と鶏小屋が近いので、朝の4時半になると「コケコッコー」が響きわたります。何のためにそんなに朝早くから鳴くのか、鶏語がわかれば聞いてみたいです。
さて、ひよこプロジェクトの鶏3羽はとても仲良しです。大きな先輩鶏たちとは少し離れた場所を3羽で散策している様子を何度も見かけました。
そして、好奇心旺盛。稲を刈る前の田んぼの中へ入り込んだりしていました。やんちゃな感じです。雄か雌かがはっきりするまで、もう少しです。
ひよこプロジェクトの鶏をはじめ、すべての鶏は放し飼いですので、稲刈り後の田んぼへ降りてきては、落ち穂を拾って食べていました。
落ちている穂だけならよいのですが、干している稲藁へもジャンプして(鳥ですから、結構飛びます)籾を食べていました。
こんな環境ですくすくと育っています。