【2月絵本の会】「鬼の絵本」2月18日(日)

2月のテーマは「鬼」です。

節分、というのもありましたが、民話や昔話を取り上げたいと常々思っておりました。

「鬼」というテーマなら両方に通じますし、昔の鬼、現在の鬼、比喩としての鬼、世界の鬼、日本の鬼。なんともいろんな切り口があるではないですか! おもしろそう! ということで、鬼、です。

画像を調べたらいろんな鬼が出てきて、見ているだけでわくわくしました。

かわいい鬼

開催日時2024年2月18日(日)10:00-12:00
場所コクリエ親子ラボ 神奈川県鎌倉市津西1-25-18
内容・鬼の絵本
  HARUさんの選書紹介・鬼トーク?
・メンバーおすすめ絵本(どんな絵本でもよいので、ぜひシェアしてください)
講師絵本専門士 HARUさん
※HARUさんの絵本紹介を、コクリエのメルマガ(月2回)で読むことができます。登録はトップページ メルマガの購読 から。
参加方法申し込み方法・お問合せ:
メール info@cc-oyakolab.net または※LINEからお申しこみください。
申込締め切り:2月17日(土)12:00
参加費通常の参加費
・初回体験参加もできます
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【1月絵本の会】おうち絵本 1月13日(土)開催

新年1回目の絵本の会のテーマは「家」。うち、おうち、いえ、です。

絵本のなかには 理想の家、創造の家、未来の家、昔の家、外国の家、自分の家、ツリーハウスに何百回建ての家、動物の家、サンタさんの家、自分が住みたいと思っている想像の家・・・あげていくと きりがないくらい、いろいろな「家」が登場します。

今回は、そんな「おうち」に焦点をあてます。

ユニークな発想の家や、「こんな家があったんだ」「こんな家に住みたいな」という「おうち」の世界を堪能しましょう。みなさんも、「おうち」に関わる 絵本をお持ちくださいね。

開催日時2024年1月13日(土)10:00-12:00
場所コクリエ親子ラボ 神奈川県鎌倉市津西1-25-18
内容・「おうちの絵本」
  HARUさんの選書紹介&メンバーおすすめ絵本(任意で持ってきてくださいね)
講師絵本専門士 HARUさん
※HARUさんの絵本紹介を、コクリエのメルマガ(月2回)で読むことができます。登録はトップページ メルマガの購読 から。
参加方法申し込み方法・お問合せ:
メール info@cc-oyakolab.net または※LINEからお申しこみください。
申込締め切り:1月12日(金)12:00
参加費通常の参加費
・初回体験参加もできます
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HARUさんの絵本の時間 #2

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◇ 〈あちら〉側の世界の住人と出会ったとき−その理解と共存の仕方

『魔女たちのパーティー』
文/ロンゾ・アンダーソン、絵/エイドリアン・アダムス、訳/野口絵美、徳間書店、2017年(1981年、祐学社より出版。長く絶版となっていところ、徳間書店より新訳再版)

ハロウィンの季節です。
皆さんはどのようなハロウィンをお過ごしでしょうか。

【あらすじ】
ハロウィーンの夜のこと。ジャックは仮装パーティーに行く途中、月の前をほうきで横切る2人の魔女を見かけました。追いかけて森へ入ってみると、ランタンが吊るされていたり、大きな鍋があったりと、そこでもパーティーの準備がされていて−。

知らないままが、一番こわい
なんとパーティーにいたのは、「まじょ」に「こおに」に「ひとくいおに」! 普段は人間と交わることのない〈あちら〉側の住人たちでした。

かぼちゃのランタンが吊るされ、こうもりシチューを作る大鍋が置かれた森のあきち。パーティーに集まってきた〈あちら〉側の住人たちのユーモラスな会話と様子は、読んでいる私たちも、ウキウキしてきます。

さて、そんな中、彼らに見つかってしまうジャックですが、その反応は三者三様でした。「ひとくいおに」は嬉々として、ジャックを大鍋に放り込もうとします。その迷いのない行動は、彼らが邪悪、というより「ひとくいおに」たるアイデンティティを体現しているだけなんですよね。ただ、人間にとって恐ろしい行動ではありますが。

この絵本の核ともいうべき、心に残る言葉があります。ジャックをかばってくれたこおにのおかあさんの言葉です。

「あんたと しりあえて、よかった。にんげんって、らんぼうで ざんこくだって きいていたけど、あんたみたいな にんげんも いるんだね。」

相手を知らなければ、ただ恐ろしく怖い存在なだけ。でも、知ることができたら、その共存の道を探ることもできますよね。急に仲良しこよしにならなくても、いいと思うのです。

〈あちら〉側の世界と少しだけ交わった瞬間、助け合い少しだけ理解しあえることができた−ジャックとともに私たちもその一場面に立ち会えます。クラシックでちょっとドキドキなハロウィーンの夜を、この絵本を通して楽しんでみてくださいね。

絵本専門士 藤井遥 

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