【絵本講座】「おうちで絵本をもっと楽しむ」初めての方大歓迎♪ 3月23日(土)

2022年6月に開催した絵本講座をきっかけに絵本の会が発足してもうすぐ2年。

多くの方に、もっと絵本を楽しんでもらいたいという気持ちから、初めての方も参加しやすい、評判の良かった絵本講座を再開催することにいたしました。

  • 絵本の情報はたくさんあるけど、どれを選んでよいのかわからない・・
  • うちの子どもは、同じ絵本ばかり読んでいるけど大丈夫なのかな?
  • 子どもの心に響くような読み聞かせ方法ってあるのかな?
  • 子どもに気づいてもらいたいテーマがあるんだけど、お薦めの絵本はあるかな?

など、みなさんの疑問に絵本専門士のHARUさんが 独自の視点で提案します。

家庭での子どもと保護者の絵本とのふれあい方についてお話を聴くだけではなく、実際に絵本の読み聞かせを見せていただく時間や、質疑応答の時間も長めにとりました。

2年前の絵本講座の様子はこちら↓です。

小さなお子様を連れて参加される方もたくさんいます(出入場自由・お湯あり)

先着12名ですので、ぜひお早めにお申し込みください。

日時2024年3月23日(土) 10:00-12:00
場所コクリエ親子ラボ
鎌倉市津西1-25-18
参加費1000円
※当日現金払い
※お子様は無料です
※絵本の会会員の方は500円
プログラム
※予定
・絵本のトリセツ~絵本対する〝わたし〟の軸
・絵本の選び方 よい絵本とは?
・絵本の読み聞かせ方のヒント
・大人と子どもの絵本の読み方の違い
・質疑応答
お申込み方法メール info@cc-oyakolab.net(お名前と連絡先電話番号を明記)
お問合せフォーム、またはLINEから。
お子様同伴の場合は、備考欄に人数をお書きください。
締切日3月20日(水)
※先着12組・集まり次第締め切らせていただきます

【2月絵本の会】「鬼の絵本」2月18日(日)

2月のテーマは「鬼」です。

節分、というのもありましたが、民話や昔話を取り上げたいと常々思っておりました。

「鬼」というテーマなら両方に通じますし、昔の鬼、現在の鬼、比喩としての鬼、世界の鬼、日本の鬼。なんともいろんな切り口があるではないですか! おもしろそう! ということで、鬼、です。

画像を調べたらいろんな鬼が出てきて、見ているだけでわくわくしました。

かわいい鬼

開催日時2024年2月18日(日)10:00-12:00
場所コクリエ親子ラボ 神奈川県鎌倉市津西1-25-18
内容・鬼の絵本
  HARUさんの選書紹介・鬼トーク?
・メンバーおすすめ絵本(どんな絵本でもよいので、ぜひシェアしてください)
講師絵本専門士 HARUさん
※HARUさんの絵本紹介を、コクリエのメルマガ(月2回)で読むことができます。登録はトップページ メルマガの購読 から。
参加方法申し込み方法・お問合せ:
メール info@cc-oyakolab.net または※LINEからお申しこみください。
申込締め切り:2月17日(土)12:00
参加費通常の参加費
・初回体験参加もできます
絵本の会についてコクリエ絵本の会とは?



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HARUさんの絵本の時間 #2

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◇ 〈あちら〉側の世界の住人と出会ったとき−その理解と共存の仕方

『魔女たちのパーティー』
文/ロンゾ・アンダーソン、絵/エイドリアン・アダムス、訳/野口絵美、徳間書店、2017年(1981年、祐学社より出版。長く絶版となっていところ、徳間書店より新訳再版)

ハロウィンの季節です。
皆さんはどのようなハロウィンをお過ごしでしょうか。

【あらすじ】
ハロウィーンの夜のこと。ジャックは仮装パーティーに行く途中、月の前をほうきで横切る2人の魔女を見かけました。追いかけて森へ入ってみると、ランタンが吊るされていたり、大きな鍋があったりと、そこでもパーティーの準備がされていて−。

知らないままが、一番こわい
なんとパーティーにいたのは、「まじょ」に「こおに」に「ひとくいおに」! 普段は人間と交わることのない〈あちら〉側の住人たちでした。

かぼちゃのランタンが吊るされ、こうもりシチューを作る大鍋が置かれた森のあきち。パーティーに集まってきた〈あちら〉側の住人たちのユーモラスな会話と様子は、読んでいる私たちも、ウキウキしてきます。

さて、そんな中、彼らに見つかってしまうジャックですが、その反応は三者三様でした。「ひとくいおに」は嬉々として、ジャックを大鍋に放り込もうとします。その迷いのない行動は、彼らが邪悪、というより「ひとくいおに」たるアイデンティティを体現しているだけなんですよね。ただ、人間にとって恐ろしい行動ではありますが。

この絵本の核ともいうべき、心に残る言葉があります。ジャックをかばってくれたこおにのおかあさんの言葉です。

「あんたと しりあえて、よかった。にんげんって、らんぼうで ざんこくだって きいていたけど、あんたみたいな にんげんも いるんだね。」

相手を知らなければ、ただ恐ろしく怖い存在なだけ。でも、知ることができたら、その共存の道を探ることもできますよね。急に仲良しこよしにならなくても、いいと思うのです。

〈あちら〉側の世界と少しだけ交わった瞬間、助け合い少しだけ理解しあえることができた−ジャックとともに私たちもその一場面に立ち会えます。クラシックでちょっとドキドキなハロウィーンの夜を、この絵本を通して楽しんでみてくださいね。

絵本専門士 藤井遥 

●コクリエでは HARUさんをお招きして 毎月 大人のための絵本の会を開催しています。もっと話を聞いてみたい、絵本専門士さんや絵本好きな人たちと話をしたいという方はぜひ体験でいらしてみてくださいね。

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