ひよこプロジェクト2024 命をいただく日 終了しました

2024年10月12日(土)、約5か月間にわたる食育プロジェクト「ひよこプロジェクト2024」の最終日を迎えました。

諸事情で最後の段階に来られなかった参加者もおり、今年は3家族の参加者さんたちと、それぞれが育んできたひよこの命をいただきました。

足や羽を縛るところまでは順調に進みますが、一番の難関はやはり命をいただくステージ。つまりカッターナイフで生きている鶏の首元を切る段階です。

今回も、子ども(小学生)がその段階を行う参加者が多かったのですが、首にナイフをあてるものの逡巡し、なかなかできない子どももおりました。それでも、覚悟を決めて体験しておりました。

なかには、1週間前からこの日を迎えるのが憂鬱だったという方、見ているだけで精一杯で食べることもできないという方もおり、反応は様々でした。

食するにあたっては、「自分で育ててきた鶏の味は何かが違う。エネルギーが満ちているから少し食べるだけでよい」という感想も聞かれました。

それぞれが、卵を孵し、大切に育てた命に感謝して食べるこの体験を通して、命を大切にするきっかけになってくれれば嬉しいです。

最後になりましたが、参加者の皆さま、ふいごファームのスタッフの方々、そして命を分けてくれたひよこたちに感謝して、今年も終了します。ありがとうございました!!

【開催しました!】古民家で日本の夏&怖い絵本 

2024年7月20日~21日、1泊2日のイベント 古民家で日本の夏&怖い絵本 を開催しました!

当日は曇天だったけれど湿度が高く、日本の夏らしいじとっとした暑さでした。

にもマケズ、到着早々子どもたちは虫かごと虫取り網を持って田んぼや畑へ飛び出していき、カエル・やとんぼを追いかけまわす! 

疲れたらクーラーのある部屋で少し休憩して、また外へ。

お腹がすいたら少しお菓子を食べて、また外へ。 パワーに圧倒されました。

車も通らないし、畑や田んぼを少し高い位置から見渡せるので 子どもがどこにいるかがわかって安心して見ていられるのも ふいごファームのよいところ。

そして夜。

大人たちは怖い&妖しい絵本の会。座敷童やあずきとぎ。そしてなにかいるかもしれない日本家屋の天井裏。絵本に描かれた古民家や黒い梁がそのままリアルに目の前にあるというのは迫力満点!

日本人形も雰囲気をUP。ロウソクを灯したら、予想外に暑くなりすぎて消しましたが・・・。

講師のHARUさんは、絵本の絵に隠された作者の意図、物語の出典としての本もご紹介してくださり、奥深い妖の世界に大人たちは魅了されました。

翌日は 南房総市産のスイカ割をし、ピクニック絵本として 外で これぞ夏!な絵本を堪能。

1日目の夜の昆虫観察会ではトラブルが起きてしまったのが心痛いのですが、みなさんが貴重な体験をし、夏の始まりを楽しんでいただけたなら、主催者としてとても嬉しいです。

これからが夏本番!

思いっきり楽しみましょうね♪

ひよこプロジェクト2023 再挑戦 誕生中

8月末にふ卵器へいれた卵たちの孵化が始まりました。

昨日1羽、今日1羽産まれました。

他の卵にも順調にヒビが入ってきています。

今年は例年に比べて暑いせいか孵化率が低かったので、今回はふ卵器の温度設定に注意しました。特に午後2時からふ卵器の中の温度が暑くなりすぎる傾向にあったので、温度設定を低くしたり、と。

無事、たくさんのひよこが産まれてきますように。