2024年10月12日(土)、約5か月間にわたる食育プロジェクト「ひよこプロジェクト2024」の最終日を迎えました。
諸事情で最後の段階に来られなかった参加者もおり、今年は3家族の参加者さんたちと、それぞれが育んできたひよこの命をいただきました。
足や羽を縛るところまでは順調に進みますが、一番の難関はやはり命をいただくステージ。つまりカッターナイフで生きている鶏の首元を切る段階です。
今回も、子ども(小学生)がその段階を行う参加者が多かったのですが、首にナイフをあてるものの逡巡し、なかなかできない子どももおりました。それでも、覚悟を決めて体験しておりました。
なかには、1週間前からこの日を迎えるのが憂鬱だったという方、見ているだけで精一杯で食べることもできないという方もおり、反応は様々でした。
食するにあたっては、「自分で育ててきた鶏の味は何かが違う。エネルギーが満ちているから少し食べるだけでよい」という感想も聞かれました。
それぞれが、卵を孵し、大切に育てた命に感謝して食べるこの体験を通して、命を大切にするきっかけになってくれれば嬉しいです。
最後になりましたが、参加者の皆さま、ふいごファームのスタッフの方々、そして命を分けてくれたひよこたちに感謝して、今年も終了します。ありがとうございました!!