【2023年1月14日】コクリエ絵本の会Vol3 参加者募集のお知らせ

第3回目のテーマは 「私はこれが好き!」を貫く勇気をくれる絵本。

このテーマを選んだのは、先日参加した 不登校の子どもをもつパパ向けの講演会がきっかけです。

講演会では、”子どもの「好き」という気持ちは、車に例えるならエンジン。そこに勉強や学びというガソリンを入れて初めて動き出す。エンジンがなければいくらガソリンを入れても車は動かない”

というお話を伺いました。

”学校へ行かない子どもたちの一番の問題は、自己肯定感が下がること。自己肯定感を持って生きるためにも、自分の「好き」を見つけることが大切”

ただ、「好き」を見つけたり、それを貫くって 子どもでなくても大変なこと。

そんなときに、ちょっと背中を押してくれるような絵本をご紹介できたらと思います。

このテーマで私の頭に浮かんだのが、「はなの好きなうし」という絵本。HARUさんがどのような絵本をご紹介してくださるのか、とっても楽しみです。

● 開催日:1月14日(土)10:00~11:30

コクリエ絵本の会の詳細、申込方法はこちらから。

【12月6日】コクリエ絵本の会Vol2. とっておきのクリスマス絵本 を開催しました!

2022年12月6日に第2回目の絵本の会を開きました。参加者は会員2名、HARUさんと私の4名。

今回は、会員の方が「私の大好きな絵本」を紹介してくださいました。そのうちのひとつが『しごとをとりかえただんなさん』(ウィリアムウィスナー作、あきのしょういちろう訳 1972年)。

「どたばたコメディー」的な内容、あっけらかんと明るい奥さん、そして何よりも「このレトロな絵が大好き」! カバーのない古本で購入したそうですが、「角がすこし丸まっていて折れている感じ」もお気に入りとのこと。絵本への愛を感じました。

HARUさんが厳選してくださった とっておきのクリスマス絵本 も、レトロな絵風なもの揃いで、参加者の心をわしづかみ、でした。

そのうちの一冊 が『クリスマスのまえのよる』(クレメント・C・ムア詩, ロジャー・デュボアザン絵)。飾っておきたい魅力的な絵、クリスマスやサンタクロースのイメージをカタチづけたような古典的な内容で「プレゼントにぴったり」。 ひとつの詩を元に、様々な絵本作家や翻訳家が独自の解釈をした絵本が発行されているそうで、読み比べても面白そうですね。

絵本の味わい方をまたひとつ発見することができました。

★ この絵本については、HARUさんが投稿しているブログ「にこっと絵本」にも紹介されているので、ぜひお読みくださいね。

次回絵本の会は1月14日10:00~です。みなさんのご参加をお待ちしております♪

メルマガ読者限定!絵本専門士HARUの絵本の時間 連載開始のお知らせ

コクリエのメルマガで、絵本専門士HARUさんの連載を始めました。

季節に合った絵本の紹介や、絵本にまつわるお話を寄稿していただいています。

とてもよい内容なので、多くの方に読んでもらいたい!また、コクリエのイベント情報なども載せていますので、気になる方はぜひご登録くださいね。メルマガの配信は2週間に1回です。

内容がよくわかるように、過去のメルマガから、連載の部分をご紹介します。


■ 【連載】絵本専門士HARUの絵本時間 Vol.3■

◇ 子どもたちに、本音と建前を教えたいとき

『ほんとうのことをいってもいいの?』文/パトリシア・C・マキサック、絵/ジゼル・ポター、訳/ふくもとゆきこ、B L出版、2002年

先日、コクリエ絵本の会で『としょかんライオン』をご紹介した際に、子どもたちのルールとの付き合い方に話が及びました。ルールは一つの柱としてあるけれど、守れない時もあってもいいよね、というさじ加減をどう子どもたちに理解してもらうか。子どもたちは本当に正直です。本音と建前、ではないですが、「ルールは守る、嘘はだめ。だけどその通りにいかない例外もあるよ。」と、そっと教えてくれる絵本です。

【あらすじ】

ある日、ママにうそをついたリビー。お腹のあたりが苦しくなって、涙も溢れてくるくらい、うそは苦しいものでした。「これからは、ほんとうのことだけをいおう」と心に誓い、リビーは学校へ。しかし、本当のことをいうたびになんだかみんなは怒っているみたい。学校が終わる頃には誰もリビーと口を聞いてくれなくなってしまいました。そして、お隣のタッセルベリーさんの言葉を通して、リビーは変わっていくことになるのです。

  • そこに思いやりが、あるかどうか

学校から帰ったリビーにお母さんはいいます。

「ときどき、ほんとうのことをいわなくてもいいときにいってしまうことがあるのよ。いいかたがわるかったり、いじわるでいってしまったりね。そうしたらひとをきずつけてしまうの。でも、おもいやりをもってほんとうのことをいうのは、ただしいことなのよ。」

そう、まさにそこに「思いやりの心」があるかどうか、なのですよね。その胸に浮かんだ言葉を発する前に、相手の気持ちを慮る「思いやり」があるかどうか、を自分に問いかけてみるとよいのだと思います。

本当のことって、ときに言われたくないことであったり、スッと受け入れられない時ってありますよね。そんなこともあるんだよ。だから、「ほんとうのこと」をどう扱うか考えてみて、そうこの絵本に大人も子どもも教えられるはずです。

絵本専門士 藤井遥 


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