【大人のための絵本の会】悪役のセオリー 2025/9/23(火・祝)10:00~12:00

「その“悪役”、ほんとうに悪い人だった?」昔ばなし法廷と絵本で、視点をひっくり返す大人の時間

絵本の世界には、悪役とされるキャラクターがたくさん登場します。
でも、その「悪さ」の裏には、語られていない背景や事情があるかもしれません。

今回のテーマは「悪役のセオリー」。
NHKの『昔ばなし法廷』を入り口に、物語の“裏側”にある視点を探ります。

「悪い人」とされる誰かにも、理由がある。
多文化共生や多様性への気づきにもつながる、静かで深い対話の時間。
絵本を通して、大人同士でゆるやかに語り合いましょう。

絵本の会は、絵本に興味がある方でしたら、詳しくなくてもどなたでも楽しめます。

小さな子どもを連れての参加や途中入退場もできますので、気軽にご参加くださいね。

お待ちしております♪

開催日時2025年9月23日(火)10:00-12:00
場所コクリエ親子ラボ 神奈川県鎌倉市津西1-25-18
内容・絵本の会紹介&簡単な自己紹介
・テーマに沿った絵本のご紹介
・絵本を囲んでおしゃべり
講師絵本専門士 HARUさん
● プロフィール
 〝大人にも絵本を〟をモットーに、子どもから大人まで楽しめる絵本や、お出かけのヒントになる絵本施設やイベントの紹介などを行っています。元小学校教員。神奈川県在住。2017年、絵本専門士の認定取得。絵本紹介サイト「にこっと絵本」にて、記事を執筆中。

● 絵本専門士について
「絵本に関する高度な知識、技能及び感性を備えた絵本の専門家」つまり、絵本のプロフェッショナルです。
参加方法申し込み方法・お問合せ:
メール info@cc-oyakolab.net または※LINE、InstagramのDMからお申しこみください。
申込締め切り:8月26日(木)12:00
参加費
<参加費>
・初回体験参加 500円
・会員の方 500円
・非会員の方 1000円
(お茶、お茶菓子つき)
絵本の会についてコクリエ絵本の会とは?

※LINEお友だち追加はこちら

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【もやもやお茶会】「母娘あるある」をお茶でも飲みながら 9/18(木)10:00~12:00ごろ

母と娘の関係って、なんだか不思議で、ちょっとむずかしい。

日々の「あるある」や、モヤモヤした気持ちを、気軽におしゃべりしてみませんか?
お茶を飲みながら、誰かの話に「わかるわかる」ってうなずいたり、自分の気持ちを少しだけ言葉にしてみたり。


話すことで、ちょっと心が軽くなるかもしれません。

話しても、聞くだけでもOKですので、お立ち寄りください。

こんな方におすすめしたい会です

・ちょっと気になっていることがあるけれど、誰かの考えや感じ方を聞いてみたいなと思っている方。

・この気持ち、どこに出したらいいかわからないけれど、誰かにそっと聞いてもらえたら…と思っている方。

・心の中に、ふと引っかかっていることがある方。

・家族でも友人でもない誰かと、少しだけ話してみたいなと思っている方。

男性、女性、どなたでも ご参加お待ちしています。

詳細

開催日時2025年9月18日(木)10:00-12:00
場所コクリエ親子ラボ 神奈川県鎌倉市津西1-25-18
内容【もやもやお茶会】「母娘あるある」をお茶でも飲みながら 
進行粂川 美千代 (コクリエ親子ラボ事務局長・産業カウンセラー)
参加申込方法インスタグラムのDM、LINE、またはメール info@cc-oyakolab.net にてお申込みください

締切 9/16(火)12:00
お問合せ先: info@cc-oyakolab.net
参加費・1200円 洋菓子・紅茶付き 
当日現金でお支払いください
※子どもは150円 ジュース付き
その他・お子さんが過ごせる別部屋もあります
・小さなお子さんの同席もOKです。
内容によっては「ちょっと聞かせたくないかも…」と思う場面もあるかもしれませんので、気になる方はそっと工夫していただけるとうれしいです。

●次回開催予定
10月下旬

●イベント開催の連絡や今後の予定についてSNSで発信しています。よろしければフォローお願いします! 


もやもやお茶会ってなに?

心の中でもやもやしていることを話してすっきりする茶話会です。

話すことで「もやもや」の正体を発見したり、人がもやもやしていることを聞いて新しい考え方に出会ったりすることで、みなさんのもやもや解消のヒントになれば嬉しいです。

むずかしいことは考えず、まずはもやっとしていることをおしゃべりしてすっきりしに来てくださいね。

ご参加にあたって

「1対1でもっとじっくり話を聴いてもらいたい」という方には、別途時間を設けてじっくり話を伺います(有料・別途ご相談ください)

どうしてもやもやお茶会を始めるの?

コクリエ親子ラボが始まったきっかけは、当時小4の自分の子どもが学校へ行きたくないと言い出したことでした。

その時、フルタイムで働いていた私の頭をよぎったのが「仕事、どうしよう」でした。子どもも苦しんでいましたが、ケアする立場の私も困っていました。

幸い子どもを連れて仕事をする環境に恵まれたので仕事を続けることができたのですが、それでも学校や制度、学校以外の選択肢の少なさ、経済的な負担についてなど、多くの「もやもや」抱えて生活していました。

こうした「もやもや」を、似た立場にいる「誰か」に話すことですっきりするようなお茶会があればいいな、そこで他の人の意見を聞いてみたいなと思っていたことが このもやもやお茶会の開催につながりました。


【絵本専門士HARUの絵本時間】 みんなそれぞれに「へた」があって、「じょうず」がある『へたなんよ』

『へたなんよ』文/彦・田中、絵/はまのゆか、光村教育図書、2017  amazon


あらすじ

おばあちゃんは、いろんなことがへたなんよ。

おかあさんは、「へたなんて いうたら アカン」とおこります。おばあちゃんは、「へたで ええよ」ってわらうの。せやからわたしがかわりにしてあげるん。

孫のネネちゃんとおばあちゃんの会話からはじまるこの絵本。ネネちゃんにも、下手なことはあり、ネネちゃんが下手なことが上手な友達もいます。相手に上手だねと褒めると、照れて頭をかいたり、ニコ、ニコ、ニコリンと笑ったりしてる。でも、そんな子にも下手なことはあって−。

みんなそれぞれに「へた」があって、「じょうず」がある。どんな自分も愛せるようになれるような、あたたかな気持ちになれる絵本です。

「へた」を認める勇気、「じょうず」を誇る自分を信じる力

まわりに目を向けていくと、孫のネネちゃんは、自分が不得手なことが得意な人がいること、その人にも不得手なことがあることに気づいていきます。

そこには、相手の上手なことを「じょうずやねえ」と素直に褒めてあげられる気持ちよさがあり、劣等感やコンプレックスは感じられません。

この絵本は、できない自分もありのままに認めることや、相手や自分の素敵なところを認め合う心地よさを、関西弁で穏やかな語りを通して教えてくれます。まるで、「上手」「苦手」「できない」も、すべてまとめて包み込んでくれるようです。

孫のネネちゃんが、おばあちゃんの〝できないこと〟をそっと支え、「じょうずやねえ」とおばあちゃんが返す。

そうやって共感しお互いの凸凹を支え合いながら人と関わって生きていけたらいいよね、と心から思わされます。ほんわか柔らかな空気感をまとった、優しい気持ちになれる1冊です。

絵本専門士 藤井遥

★藤井さんが進行役の 大人のための絵本の会。次回は8月28日(木)10:00~12:00ごろ 『予想を裏切る絵本②』です。 どなたでも大歓迎です、お気軽にご参加ください